南島暮らし板前KENブログ

南レイテ島暮らし何もない地域で生活情報

復興

2021年12月29日    木曜日


長雨の警報が出た。
いつまで続くかわからない、雨模様


災害から始まり長雨の影響で、復興作業が遅れ始まる。
じっと復興を待つのみの時間となった。


住民は、政府の手助けを待つことなく自分たちで家の修復する。
災害慣れではなく、家を作ることに関し、人一倍知識を持つ住民が多い。


水問題が解決したと思えば、大雨の影響で地滑りが発生し、また断水状態に戻ってしまった。


MAASINエリアの電気復旧作業も始まってはいるが、あまりに被害膨大のため,困難を示しているようだ。


あまりに、災害地区広域が広く、復興まで電気は3か月はかかると住民は噂に堪えない。


南LEYTE LEYTE BOHOL MINDANAO一部 CEBU MACTAN ビサヤエリア全滅と言っても過言ではない。


2021年12月30日    金曜日


私の発電機が完全に壊れた。
もともと自宅専用で、(1,500W)維持しのぎの発電能力しかなかった。


ところが住民の期待は、個人所有の携帯 電光など生活に必要な機器を充電してくれという。


とりあえずできるかできないか不安を残しながら、発電機をフル稼働。
約10日目で、近くの住民も発電機があるのであれば、私の家庭分機器を充電させてくれというお長いが絶えなかった。


一日充電時間12時間  一日のガソリン代日本円 1,200円
困っている人がいれば助け合いを考えてのこと。


無理がたたり発電機もカムシャフト破損 エンジン死亡


とりあえず、MAASINへ買い物 価格視察
何件も見て回り店員にも発電機はあるかと聞くと、すべて完売 入荷予定なしの返答


最後 路地裏へ  今までこの場所は来たことがない。
こんなところに発電機があるのか?  在庫1台ある


ところで価格がいくらかと聞くと、日本円で58,000円とんでもない価格
確かにこの金額では、現地人では買えない。


もともと予算が30,000円位で私は考えていた。
在庫もない、現物のみ  購入するか?しないか?年末に苦しい決断を迫られるとは、予想外の選択


結局、発電機は1台だけ、今回はあきらめて自宅へ


自宅到着 住民から発電機は買うのかと?皆さん困っている。
私も暗い夜の生活は考えられない。
やはり発電機は、必要と判断。
もし、明日在庫1台の発電機が完売していたら諦めようと、家にろうそくを立て明かりをともした瞬間、決断に至った。


2021年12月31日     土曜日


年末最後の大みそかを迎え大きな決断をもとに、MAASINへ


向かう途中、大金出費
とりあえず違うお店に入荷したかもしれないという期待感から、一軒 二軒と聞いて回ったが同じ結果だった。


最後は先日初めて裏路地のハードウェアーへ
やはり、売れ残っていた。
クヨクヨしても、仕方ない。58,000円発電機購入


購入後自宅へ搬送、住民も心待ちかも状態で笑顔と手助けまでしてセッティングできた。


住民の皆さんからTHANK YOU THANK YOU が鳴りやまなかった。
一瞬 一ヒーローにでもなった気分まで錯覚を思わせる出来事だった。


今回購入発電機は、ビジネス用 3,500W
この一台で近くの住む住民が心配なく夜を過ごせるのであれば、大金出費は、仕方ないと思い始めた。


私の住む住民約70軒 おおよそ住民が280名
知人からは、さすが日本人だと  お褒めお言葉を頂いた。


ほかのお国の方は、私たち住民のことを考えてはくれない。
特に南LEYTEの道路や橋はすべて日本人が作ってくれた。


他国の人種とは、違う。本当に私たち住む町に来てくれてありがとう


先日までは、私個人出費問題で悩み 狼狽えた人種である。
生きてゆくことの大切さや、以前開発に携わった日本人に感謝


2022年1月2日     日曜日


まだまだ続く長雨、ある地区では時滑るが起きているようだ。
第二災害が起き始まっている。


南国をイメージする気温も、グ~~~~ンと下がり暖房器具が欲しくなるほどの寒さを体感


いつになればフィリピンらしさになるのか?
適度の雨は、歓迎  長雨は、すべての作業が遅れる。


災害復興も先が見えない日々を住民は送っている。
長雨の影響で、道路は川のように流れている。


そのたびに水しぶきを上げて走るバイクや車
歩行者も、歩道大渋滞。


食料高騰で、卵 野菜が高騰
P,BURGOSから卵が消える。


長雨の影響で、卵入荷が市場から消えるほど、
災害が始まり、物価上昇


コロナで始まり台風で災害、先の見えない田舎暮らし