南島暮らし板前KENブログ

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災害復旧

2021年12月24日      水曜日


クリスマスイブを迎える。
災害から一週間が過ぎようとしている。
今まで、晴れ渡った日が、雨に襲われる。
まだ、屋根修理できない人々は沢山いる。災害とは関係ないのだが、
また、家の中の浸水処理。


夕方くらいに雨が止むことを祈る。


住民に少しづつではあるが、笑顔が戻りつつある。
電気の無い生活、仕事の無い生活。食料品の不安など


明日にはクリスマス。
人々は何を思うか? い年の最大イベントクリスマスまでなくなってしまった。


次に来るのはお正月
巷の噂では、ビサヤ周辺大きなダメージ
セブ市内も大きな爪音を残し、水道 電気の無い生活を強いられているそうだ。


コロナの次は台風  人々に休む間もなく次から次へと災害が襲ってくる


10年に一度の災害 住民の新たな災害記憶として語り継がれるだろう。


2021年12月25日     土曜日


クリスマス当日 、穏やかな日を迎え、何もイベントがないクリスマスを2年連続で迎えた。


特に今年はクリスマスまじかに台風直撃、住民に困惑を覚えさせた。
バランガイから子供たちにクリスマスプレゼントを支給


粋な計らいで、少々私もびっくり。


住民の願いは早く復興を願うことのみ。
各地区でイベント開催計画が一瞬のうちにキャンセル、寂しがる各市町村関係者。


町中もこれぞとばかり、年中無休のお店までもがお休みを取るほど。


生気を養い明日に立ち向かうであろう、クリスマスの日


2021年12月26日     日曜日


穏やかな朝を迎え、私自身地元に貢献できること


無料で、発電機を回し携帯や夜間使用ライトの充電
長蛇の列で、朝7時から20時まで。


住民から、本当にありがとう
夜位部屋でロウソクを立て明かりをともし、本当の災害地同様の姿にならなくて、ちょっと安心する。


ただ単に田舎暮らしに必要と思い、発電機を購入しただけだったが、まさかこんな状況で約二立つとは誰にも予想ができない。


暗闇の生活、心なしか虚しさを感じるほど、明かりが放蕩に大切と思わせる瞬間


朝から、ブルル~~~~ンの音は強烈だが地元が少しでも、穏やかに過ごしていただければ、     と思う


2021年12月27日      月曜日


災害から10日間が過ぎ、街中では災害ビジネスが始まっている。
例えば、みねらるウォーターが20L 20P 現在 40Pまで跳ね上がっている。


セブ市内では、現在でも水 電気の供給が遅れているため、困難な場所化にしている。


田舎町では、水は高い山から湧き出る水で洗濯 水シャワーなどに利用


昔から日本では、損して得取れという諺がある。
現地人の場合、その時の時間が大切。
未来を見据えて商売を考えない生き物と言える。


皆が苦しんでいるとき、根こそぎ奪い取ってしまうビジネス。
住民もバカではない。そんなお店に誰が買い物に駆け込むか?


行列のできるお店  閑散としたお店 誰も近寄らない現実


2021年12月28日    火曜日


災害が起きると、長蛇の列を作るガソリンステーション
仕事で移動ではなく、通常買い物に都会まで遠征買い物


一時から天候は変わり、毎日い雨が降る続く。
涼しさを感じながら田舎暮らしできることは、本当に過ごしやすい。


一週間に2回から3回ほど、救援物資が各家庭に届けられる。
お米 缶詰 袋ラーメン 私の住む町には現在日本人は私のみ
差別を受けると感じていたが、全く差別なく救援物資を受給


決しておいしいお米ではない。ただ有難く受け取る。


都会と田舎町の違いは、災害ではっきりするほど、水の問題が大きく出る。
都会には、大きな川などはなく、とても川で洗濯ということもできないという。


着の身着のままの生活を続けている。
また現地人の知人もセブからわざわざ南LEITEに一時避難してきた。


水の問題で、都会の生活で水が手に入らない。
田舎の方が被害は大きいが、生活面で著しく違う水問題