南島暮らし板前KENブログ

南レイテ島暮らし何もない地域で生活情報

災害後

2021年12月20日      月曜日


台風4日目
道路の倒木撤去 住民もお手伝いで、車 バイク 支援物資が、フィリピン政府から送られ始まった。


地区によって支給物資がマチマチで、住民から苦情も出る。
ボンボンマルコスも、現地視察をしたようだが、市長に手渡しで義援金を渡したそうだ。


フィリピン有る有るは、とりあえず市長のポケットを温かくし、少々義援金にふるまう。 確かではないが、フィリピンスタイル。


住民にも緊張と不安、どんどん募ってくるのが分かる。
私もできる限りは、対応しているが、個人の限界はすぐそこまで来ている。


一番恵まれたのが、天候である。
雨も降らず、屋根の修理に励む家族や親せきなど。


発電機のガソリンが、町から消えた。
とにかく、MAASINへ発電機用のガソリンを、調達。 ところが、大きな町MAASINでも発電機用のガソリンが不足。


いつ搬入されるか検討無し。
日本の津波と被災地の状況 本当に変わらず。
町に住民があふれ、GIVE ME FOOD の立て看板でアピール。


山岳地帯 市中心部もビジネスどころではない。
取り合えず 家の中の清掃 道路の清掃 塩まみれになった商品など


フィリピンで初めての被災地体験。
これほどまでに、フィリピンの救援物資 ライフラインの開通
山住の問題が、今回南LEYTEを襲った。


一番離島であるリマサワ諸島 住民の避難場所自体確保できていない。
住民は青空の下で一夜を過ごしているという。


台風影響がどこまで広がっているかは、定かではないため私個人的に苦情を言いたいくらい。


ミンダナオ住民の助けが必要と感じる。ところが、シャルガオ島で、相当の被害が出ている、またパナイ島でも死者が出るほど大きな災害とニュースが流れてきた。


一日 一日過ぎることに被害が甚大
笑って生活できる環境ではない。


2021年12月21日     火曜日


台風災害5日目


南LEYTE通信状況がなく、ATM 銀行 パラワンショップなどすべての機能がストップ


家族 親戚にお金の送金お願い。
ところが、通信機器の銀行システムで、送金 受け取り 引き出しが、全然できない。


当然、食料品も変えない状況。家宅の修繕もできない。
一向に進まないライフライン


フィリピンは日本と同じ天災国 ここまで対応が遅いというのも、日本ではありえない。


住民もガソリンが手に入らないということもあり、遠くまでバイクを走らせガソリン給油


ハードウエア^で販売している発電機 数時間で完売


暗闇に連れて犯罪が押し寄せる。
頻拍している状況から、火事ドロボーと同じ行動をする。


金品のものなど物色。
災害が起きるたびに、犯罪がより一層激しさを増す。


私の家にも、ドロボーが入ろうとしていた。
たまたま近くの住民が目視、すぐさま大声でドロボーに警告
金品狙いと思われる。


たまたまろうそくを立てシャワーしている時の出来事。
なるべく発電機のガソリンを個人的に使わないよう気配っていたため、危うくドロボーと鉢合わせするところだった。


災害が発生し、警察の治安も緩くなってのことと思われる。


いつ何時 被害にあうかはわからない。
常に平常心で、明日 未来を向けて考えなければならないと自覚



2021年12月22日     火曜日


台風災害6日目


住民の問題が現金 ATM キャシング機能が止まり、食べ物を買うことができず、より一層苦しい状況になり始まっている。


毎日セブ市内からエリコプターで、旧物資は届いているが、現状手元に届かない。


一時の噂も流れ始まっている
バランガイキャプテンが、支援物資を独り占め?
ほぼ毎日、支援物資が届いているが、住民には届かずどんどん怒りが込み始めている。


支援物資は缶詰 袋ラーメン お米 乾麺など常温管理できるものが住民に配られるはず。


隣町住民と交流があり各地区の支援物資支給内容明細が全く違う。
お米を配り 缶詰 袋ラーメンなど配給無し。
フィリピンスタイルで、とりあえず家族親戚優先 親族にサリサリストアーなど経営している方は最高の支援物資


お金で投票権利を買ったバランガイキャプテン あってしかるべき行動だが。
災害が起き被災地第一など考えない。
常にプライドとお金に纏まり付く優勢力、リマサワ島は壊滅というのに、一歩では、個人優先


フィリピンらしい、そんなバランガイキャプテンや市役所市長など
ばかげていることを平気で行う。


それ故に、フィリピンが10年前と同じ環境で一向に改善されない。
フィリピンらしさを、今回ははっきりと住民に知らせたことと思う。


6日目になり、やっとのことで道路上に明かりが灯され始まった、
住民苦情が再度さかのぼる。
道路の明かりを優先して、家の明かりはいつ何度と?


順番が違う、確かに現地人は怒るのもわかる。


物資は届かない、道路に明かりを優先点灯
ちぐはぐの災害南LEYTEです。


一番の災害地区は SOGOT P,BURGOS LIMASAWA LIROAN 通常に戻すだけでも数千億くらいの設備がかかると思われる。



2021年 12月23日         水曜日


南LEYTE 災害7日目  


災害の日から穏やかな日々
着々と災害着工に向けて、道路の散乱したごみの撤収や垂れ下がった電線の処理。


田舎町に住んで、一週間のうちどれだけ、復興されているかが、情報がない。
現在では、やっと携帯電波が普及


実際救われていることが、大雨になっていないことだ。
屋根のない生活は、ほとんど青空生活。


私の家も、屋根修理をしなければ、生活に困難、屋根部品在庫がなく、いつになれば修理できるかと思うほど。


倒木された木を、道端に放置 チェンソーで家の修理木材に変更
ガスの無い家は、小枝を収集 乾燥 薪へ


近くの沢に行けば大勢の住民が洗濯
災害を恐れることなどない現住民の生活


皆が待ち望んでいること、食料 電気 水道
街中では災害ビジネスで一儲け
今まで安い金額で販売されていた、商品も現在では、3割増し 5割増し


規制されい 災害ビジネス。
困っている人から大金をせしめる。なんと恐ろしい住民
日本も同じと感じるが、貧困国フィリピン


いい人だけでは生き残れないのが、フィリピン国なのかもしれない。
人生の中で2度の災害体験


地震 台風 雷 と天災はいつ訪れるかわからない。
日本も大変な時期 日本人のモラル 助け合いを忘れないでほしい。