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パイロット

2021年10月13日   水曜日


強風が去り、本格的に太陽が数日ぶりに日が差し、厚さが戻ってきた。
寒さの次は、厚さとの闘い。


フィリピンには同じパイロットという名前で呼ばれる人種がいる。
ココナッツパイロット


15mくらいのココナッツの木に命綱をしないで、ココナッツの実をとる。
台風シーズンなどは、ココナッツの実が、直接どこに向かって降りてくるかわからい。


危険なココナッツの身


例えば 家の屋根に直撃 すごい音と間違いなく屋根が陥没
一つの実がだいたい4~5kgある


ココナッツの高さから降り落ちる重さ、当然人間に当たればただ事では済まない。


昔は頭にココナッツが直撃,即死というニュースが絶えなかったそうだ。


現在でも時たま同じ事故があるようだが、同じようにココナッツの枝 同じように
全長4~5mの枯れ葉枝が落ちてくる。


近くの住民が管理しているココナッツは定期的にココナッツの身 葉枝を伐採


大きな鉈で、頂上15mくらいから一つ一つ実を落とし、ココナッツの実を削り落とし
乾燥させ、焚火で後始末


同じ呼び名のパイロットでも、フィリピンの田舎には大切な人材。


集落には時々現れる。一目見た感じは建築従業員?と思われる格好だが、違う点が
大きな鉈を持っていること


これで安心して台風シーズンが迎えられる。